畑を楽しめる倉庫付き平屋

叔母さんが大事に住んだ家

大家さんに連れられて
こちらの家を初めて訪ねたとき、
この家は愛されていたんだなと感じた。

家というのは、住まい手の人となりがにじみ出る。
美しいのがいい家で、散らかっている家が
わるい家かというと、そう単純な話でもない。

散らかっていても、暖かくて落ち着く家。
清潔でお洒落でも、何だかそわそわしてしまう家。
相性というのもあると思うけど、
多くの人が「あぁ、いいな」と思う家はある。

こちらの家は、大家さんの叔母さんが
それはそれは大事に住んでいたとのこと。
部屋の隅々への気配りが感じられて、あたたかい。
こじんまりとした広さも
居心地の良さにつながっていると思う。

続き間合わせて１２畳に６畳間が１つ。
大きめのシステムキッチン。
余裕を持たせたお風呂とトイレ。広めの縁側。
洗濯機は外の物干し場の隅に設置できるようになっている。

二人暮らしまでなら十分な広さだし、
お子さんがいる家族でも、工夫次第で
ちょうどいい暮らしができると思う。

貴重な庭と倉庫

庭と倉庫があると、暮らしの幅がぐっと広がる。

津屋崎千軒で広めの庭がある家はそう多くないから
裏庭が適度に広くて、おまけに倉庫も建っているなんて
これは家庭菜園をしない手はない。

友達を呼んでBBQも楽しめる。
子どもも伸び伸びと遊べる。
倉庫はサーフボードを置いたり、
アウトドア用品の収納にも重宝する。

暮らしの光景が目に浮かぶ。

ところで、暮らしの問屋のお客さんは、
どういう因果関係なのかお庭付きの平屋をお求めの方が多い。
何を隠そう、自分も庭のある平屋に住んでいる。
そんなわけで、この家に住む人とは
きっとプライベートでも仲良くなれそうな気がしている。

大家さんに愛された家は、
どんな住まい手を招き入れるのだろう。
今から楽しみだ。