玄界灘を一望する

玄界灘を一望できる高台立地

屋根付きの門扉をくぐり、手入れされた美しい和庭を眺めながら、石段を一つずつ登って玄関へと進む。
玄関前で一休みして見下ろすと、
目線の先に津屋崎海岸の松林、遠浅の海、そして藍島を遥かに臨める。
背筋が伸びるような、優雅な気持ちになる。
 
夕暮れ時は、ゆっくりと沈んでいく夕日も美しいが、
茜色に染まる津屋崎のまちなみもまた美しい。
 
日々この景色を眺めるだけでも、
本当に清々しい気持ちで暮らせそうだ。

広々とした雑木の森で気分転換。

敷地の中には、ちょっとした散策を楽しめる雑木の森が広がっている。
少し歩くと、森の中につくった山小屋の別荘に来たような雰囲気。
青い海と空を眺めながら、鳥の声に耳を澄まし、
山の美味しい空気も吸える。とても贅沢なことではないだろうか。
 
雑木林と家との間には広々としたウッドデッキテラスがある。
この空間がまた、山に抱かれるように心地がいい。
季節が良い時にはBBQをするなど、第２のリビングとして活用できる。
雑木林ゾーンと建物を明確に区切る空間的な役割もあり（雑木が伸びて家を痛めることもない）、非常に良く考えられて計画されていると感心させられる。
 

家の隅々まで気持ちがいい

家に入ると、まるでお寺のような凛とした空気感にも驚かされる。
地勢が良いのだとも思うし、それに合った建物のプランニングになっている。また、隅々まで大家さんの心が配られ、手入れされていることもよく伝わってくる。
必要以上の家具などがなく、シンプルに暮らされているのも
気持ちの良い空気感につながっているのかもしれない。
 
家の外も中も本当に気持ちが良いの一言に尽きる。

大家さん自身も、この家の空気の良さをとても気に入っている。
「毎日、全ての部屋を歩いて回っています」とのこと。
 
一つの理由として、窓から見える景色がある。
ある部屋からは海を眺め、ある部屋からは山を眺め、
さらにある部屋からはウッドデッキの広がる庭を眺める。
 
それらの景色は時間帯によって表情を変え、飽きがこない。
 
ちょっと褒めすぎている気もするが、
この良さは是非、実際にこちらの家を訪れて、感じていただきたい。

難点を挙げるとすれば？

難点を挙げるとするなら、敷地の広さだろう。
雑木の森部分については、必要のない人にとっては余分かもしれない。
高台立地についても平地が好きな人にはオススメしない。
小学校も少々遠い。
 
ただ、そうした難点をむしろポジティブに捉えられるなら、
ここはオンリーワンな住まいになるはずだ。

○こんな方にオススメです。
　・芸術・創作活動をされる方
　・２世帯で住める家を探されている方
　・子育てを自然の中でのびのびと楽しまれたい方